■には何が?『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』
2023年08月21日 公開

2023年7月期日本テレビ系土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』。
伏せ字となっている「■された」には何が当てはまるのでしょうか
© 日本テレビ
テレビのコンプラ上「殺された」は問題なし

直近の全国区の地上波ドラマでタイトルに「殺」が使用されたのは、日本テレビ系2020年7月期の「リモートで殺される」(企画・原案 秋元康)です。この3年間でコンプライアンスが更に厳しくなった可能性もありますが、少なくとも2020年までは番組名に「殺」を使用することができました。

どちらかと言えばインターネットの方が「殺」や「死」といった文字の使用は厳しく、例えばYouTubeでは、数ある禁止語句のひとつに「暴力的、死を連想させるワード」があり、タイトル及びテロップにこれらの言葉を含むコンテンツは収益化解除や公開停止といった処分が下される場合があり、伏せ字や規制音を追加することが推奨されます。
『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』もYouTubeやSNSで積極的な投稿が行われており、もし「殺された」が伏せ字になっているのであれば、理にかなっていると言えます。
しかし「殺された」とは考えにくい

前作『3年A組-今から皆さんは、人質です-』同様に、視聴者の想像を超える演出を好む同監督の性質上、ストレートに「殺された」としている可能性は極めて低いと言えます。
エンディングの演出としてこの伏せ字が解け、セリフとしてタイトルが回収されると推測されます。

文字のスペースは一文字で、漢字とみて間違いないでしょう。ネガティブなワードで言えば、
落された
消された
刺された
脅された
絆された
などが考えられますが、これでは綺麗な結末を迎えることはできません。やはり、
愛された
癒された
託された
任された
騙された
といったポジティブに捉えられる日本テレビ臭いワードが含まれるとみて良いでしょう。
おそらく多くの人に予想されているであろう「愛されました」も避けられてるかも知れません。数々の問題解決で教師が頼られるという点で「託されました」や、実は生徒に仕組まれていて良い意味で「騙されました」。また、転生が生徒起因なら「廻されました」なども考えられます。
他の生徒は何周もしている?

作中で鵜久森(芦田愛菜)は「今回はまだ1週間ある」と、クラスメイトに襲撃の予知を当然のように話しており、それを聞いた生徒は特に驚く様子はありません。また、その話は他の生徒も見守る中で行われており、タイムリープはクラス全員が周知の事実と推測されます。
また、文脈から鵜久森は少なくとも3周目以上の人生を送っており、それは他の生徒も同じである可能性があります。
次週休止のため残り4話か
8月26日は24時間テレビが放送されるため休止となっており、次回第7話の放送は9月2日とアナウンスされています。
残りは9日、16日と続き、一般的な構成であれば23日の第10話が最終回となるでしょう。
ただ、同作はTVerなどでもランキング首位を獲得し、2023年内でもトップクラスの注目を集めている作品であることから、プラス1話分くらいの時間拡大などの対応が取られるかも知れません。